1604 株式会社タムラが松江市内で工場を新設~県・松江市と覚書調印~


 株式会社タムラは、産業機械部品及び各種設備部品の生産体制を強化するため、朝日ヒルズ工業団地内における工場の新設を決定されました。
 この事業計画に関して、県は島根県企業立地促進条例に基づき、丸山知事から同社に対して立地計画認定書を交付します。併せて、株式会社タムラ、島根県、松江市の三者で工場等の立地に関する覚書を締結します。

1 立地計画認定書交付及び調印式
  日 時:令和5年8月1日(火) 11時30分から
  場 所:県庁3階 301会議室

2 事業計画の概要
 (1)同社は昭和41年に愛知県小牧市で田村鉄工所として創業し、昭和63 年に株式会社タムラを設立されました。複雑な形状や高い精度が求められる切削加工を実現する高度な技術力と、少量多品種な製品を短納期で仕上げる豊富な部品加工の実績が多くの顧客から高く評価され、ロボットや半導体製造装置、鉄道車両、発電などの様々な業界向けに高品質な産業機械部品を製造されています。
 (2)近年、大手メーカーをはじめとした産業機械向け部品製造の受注増加に加え、設備の軽量化を目的としたアルミ製品の受注拡大に伴い、アルミの耐食性や耐摩耗性等を高める表面処理(アルマイト処理)の更なる需要拡大が見込まれています。
 (3)今回の計画は、現在外注しているアルマイト処理の内製化により生産効率を高め、あわせて同社の強みである切削加工の拠点として新たな工場を活用することで生産体制を強化するものです。
 (4)投資額は 731,459千円で、操業3年後までに10名の雇用増加を計画されています。
 (5)島根県としては、本計画が新たな雇用創出と地域産業の高度化に繋がるものとの期待から、地元松江市とともに、同社に対し資金面・人材確保の面で支援・協力を行います。

3 添付資料
  ・調印式式次第及び出席者
  ・立地計画の概要

4 その他
  調印式終了後、記者会見を行います。