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2722  抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」に耐性を示す新型インフルエンザウイルスの確認について

平成21年11月27日
薬事衛生課
成相、糸川
TEL : 0852-22-6530
FAX : 0852-22-6041
Mail : yakuji@pref.shimane.lg.jp
 
 島根県内で確認した新型インフルエンザ患者から分離された新型インフルエンザウイルスのオセルタミビル(商品名:タミフル)耐性遺伝子について調べたところ、オセルタミビル耐性マーカーH275Yが検出されましたので、その概要についてお知らせします。
 なお、厚生労働省によれば、タミフルに対する耐性を持つ遺伝子変異は、ウイルスの病原性には直接影響をおよぼすものではないとされています。

1 検査結果
 島根県保健環境科学研究所の遺伝子解析の結果、オセルタミビル耐性マーカーH275Yが検出され、国立感染症研究所によりオセルタミビル耐性及びザナミビル(商品名:リレンザ)感受性が確認されました。

2 患者の概要及び経過
 4歳、女児
 10月16日 発熱のため医療機関受診
        インフルエンザ簡易検査「陰性」であったが、患者周囲でインフルエン
        ザが流行しているためインフルエンザを疑い、タミフルを5日分処方
 10月17日 発熱(39.8℃)が続く
 10月18日 朝、解熱するが、昼に再び発熱
 10月19日 激しい咳と、X線にて肺炎像を認め、インフルエンザ及びマイコプラ
        ズマ肺炎により入院。
 10月21日 症状が軽快したため退院。同日、検査用検体採取。

 なお、患者周囲でインフルエンザによる重症例は確認されていません。

3 その他の検査状況
 (1)現時点までに、島根県保健環境科学研究所で検出された新型インフルエンザウイルス56株(検体)について遺伝子検査をしていますが、本例以外はタミフル耐性を持つ遺伝子変異を確認していません。
 (2)全国では11月26日までに14例確認されています。中国地区では、山口県の検出例に続き2例目になります。



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