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2848 抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」に耐性を示す新型インフルエンザウイルスの確認について
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島根県内で確認した新型インフルエンザ患者から分離された新型インフルエンザウイルスのオセルタミビル(商品名:タミフル)耐性遺伝子について調べたところ、オセルタミビル耐性マーカーH275Yが検出されましたので、その概要についてお知らせします。
なお、厚生労働省によれば、タミフルに対する耐性を持つ遺伝子変異は、ウイルスの病原性には直接影響をおよぼすものではないとされています。 1 検査結果 島根県保健環境科学研究所の遺伝子解析の結果、オセルタミビル耐性マーカーH275Yが検出されました。 今回分離したウイルスは耐性株と感受性株が混在していました。このような検体では、正確な薬剤感受性試験ができない場合があります。このため国立感染症研究所による薬剤感受性試験では、オセルタミビルの感受性がやや低下しているとの検査結果となりました。 ザナミビル(商品名:リレンザ)については、感受性であることを確認しました。 2 患者の概要及び経過 75歳、女性、基礎疾患:糖尿病 11月18日 発熱のため診療所受診。 インフルエンザ簡易検査「陰性」であったが、患者周囲でインフル エンザが流行しているためインフルエンザを疑い、タミフル処方。 その後36℃台に解熱。 11月22日 38℃台の発熱のため病院受診。 インフルエンザ簡易検査A(+)、ウイルス検査用検体採取。 息苦しさがありX線にて肺炎像を認め入院。 いったん解熱後の再発熱のため、タミフル耐性を疑いリレンザ処方。 11月30日 解熱、症状安定。 12月 7日 軽快・治癒により退院。 なお、患者周囲でインフルエンザの感染拡大や重症例、耐性が疑われる症例は確認されていません。 3 その他の検査状況 (1)現時点までに、島根県保健環境科学研究所で検出された新型インフルエンザウイル スの63株(検体)について遺伝子検査をしています。島根県においては、11月27日 に報告した事例に続き2例目です。 (2)全国では昨日までに21例が確認されています。 |