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0160  ごうぎんカラコロ美術館(旧山陰合同銀行北支店)の国登録有形文化財の登録

平成27年3月10日
文化財課
原田敏照
TEL : 0852-22-6612
FAX : 0852-22-5794
Mail : bunkazai@pref.shimane.lg.jp
 
 3月13日(金)に開催の国の文化審議会(会長 宮田亮平(みやたりょうへい))において、松江市内に所在する次の建造物を国登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申されました。

1.国登録有形文化財(建造物)の登録
(1) 名称 ごうぎんカラコロ美術館(旧山陰合同銀行北支店) 1棟
(2) 所在地 松江市殿町412
(3) 所有者 株式会社 山陰合同銀行
(4) 年 代 1926(大正15)年
(5) 建築面積 389u
(6) 概要等
 建物は当初、八束銀行本店として建築され、その後、松江銀行、山陰合同銀行北支店と変遷し、平成24年からごうぎんカラコロ美術館となり現在に至る。
 大正から昭和にかけ、京橋川周辺にはその他4つの銀行(第三国立銀行松江支店、島根貯蓄銀行本店、雲陽実業銀行本店、日本銀行松江支店)が存在し、金融街を形成していた。現在、そのうちの計3つの建物(ごうぎんカラコロ美術館、カラコロ工房、かげやま呉服店)が現存している。
 建物の構造は、鉄筋コンクリート造の地下1階付き2階建である。外観は、当時流行した古典主義様式を基調とした隅丸石造風の重厚なものであり、正面には6本の付柱と楕円形のメダリオン(紋章)の装飾が配置されている。
 建物内部には、大きな吹き抜けがあり、円柱の柱頭部には渦巻き模様の装飾が用いられるなど、豪華な空間が設けられている。
 該当建物は、同年代の銀行建築で市内に残存する数少ないものの一つであり、往事の面影を今も引き継ぎ、地域の歴史的景観に大きく寄与していることから、貴重な建造物と評価されている。
※カラコロ工房(旧日本銀行松江支店、1938年建築、鉄筋コンクリート造)
※かげやま呉服店(旧第三国立銀行松江支店、1902年建築、土蔵造)

2.答申が行われた登録有形文化財(建造物)の件数
    新規登録 累 計
全 国 171件 10,197件
島根県   1件 173件

※松江市:累計で30件目(既登録事例:島根大学旧奥谷宿舎、美保関灯台、忌部浄水場第一号濾過池、旧床几山配水池、浅野小児科医院など)
※銀行関係の建造物登録件数:全国で66件、中国地方で7件



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