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2114  松江城三之丸(県庁前庭)で発見した内堀石垣の遺構表示と説明板を現地公開します

平成28年9月15日
文化財課
深田 浩
TEL : 0852-22-5880
FAX : 0852-22-5794
Mail : bunkazai@pref.shimane.lg.jp
 
 島根県教育委員会(文化財課)は、昨年度9月に実施した県庁前庭のエノキ根株撤去工事に伴う松江城三之丸の発掘調査において、三之丸の内堀石垣を発見しました。石垣は現状のまま埋め戻して保存していますが、発見された場所を砂利敷きにより遺構表示し、新たに説明板を設置しました。
 この度、工事後に敷設した芝生の養生が完了したので、石垣の遺構表示と説明板の一般公開を開始します。

1.石垣の概要
@調査範囲は3×5mの約15u。近代以降の造成土を除去し、地表下0.4mで石垣の上面を確認。さらに堀の内側を同1mまで掘り下げたところ、平面がクランク状になった部分の石垣2段分までを検出した。
A石垣は三之丸を囲む内堀の内側にあたり、石垣が南側に4.5m張り出していることから、江戸時代の絵図に描かれた「内堀石垣」の張り出し部分に相当すると考えられる。
B石垣は遺構の保全のため、調査後に埋め戻して現状のまま保存している。

2.石垣発見の意義
@戦後まもなく埋め立てられた三之丸南側の堀は、これまで堀外側の石垣が一部確認(松平公銅像建築時の調査)されていたが、今回の調査で堀内側の石垣の一部が初めて明らかとなった。
A石垣は上端の一部が欠損する部分もあるが、全体として極めて良好に残っていることが確認できた。
B発見された石垣と、明治時代の測量図及び松江市が行った石垣のレーダー探査による内堀の推定ラインがほぼ一致することから、埋没している三之丸の堀の位置が判明した。

3.現地説明について
報道関係のみなさまへの現地説明を下記の日程で行います。当日取材いただきますよう
お願い申し上げます。
  ○日 時:平成28年9月21日(水)13:30〜14:00
  ○場 所:県庁前庭

 ※昨年度の石垣発見に際し、平成27年9月17日に記者レクと報道関係の方々への現地公開を実施しました。



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