2461 とびっくすNo.110(令和4年度秋季ヤマトシジミ資源量調査結果)を発行しました


島根県水産技術センター内水面浅海部では、毎年6月(春季)と10月(秋季)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。
令和4年10月上旬から中旬に実施した秋季調査の結果、ヤマトシジミの資源量は約7万1千8百トン、1,125億個が生息していると推定されました。漁獲対象となる殻長17 mm以上の資源量について過去1年間の調査結果と比較すると、本年春季からは215%、昨年秋季からは198%、それぞれ増加しました。しかしながら、資源量において殻長12 mm以上17 mm未満の小型成貝は殻長17 mm以上ほどの伸びがなく、長期的な資源水準の向上が不可欠となります。