| 掲載日 | 令和4年6月23日 |
|---|---|
| 担当 | 古代出雲歴史博物館 増田(展示)・福代(内覧会) |
| TEL | 0853-53-8600 |
| FAX | 0853-53-5350 |
| メール | rekihaku@pref.shimane.lg.jp |
1437 開館15周年記念 特別展「ハニワの世界へようこそ」報道内覧会のご案内
島根県立古代出雲歴史博物館では、令和4年7月1日(金)より、開館15周年記念 特別展「ハニワの世界へようこそ」を開催します。あわせて報道機関の皆様を対象とした内覧会を行いますのでご案内いたします。
記
1.企画展の概要
(1)開催趣旨
出雲国出身で、相撲の祖として知られる野見宿禰(のみのすくね)は、同時に埴輪(はにわ)の祖とも呼ばれます。『日本書紀』には、野見宿禰が、殉死の習慣を改め、出雲国の土部(はじべ)100人を召し、人や馬などの「土物(はにもの)」をつくらせ、墓に立てたとする埴輪の起源説話がみえます。この逸話は、考古学的な事実と必ずしも相容れるものではありませんが、古墳に立てられた埴輪の存在は古代の人々にとっても関心事であったことがうかがえます。
古墳上に埴輪を立て並べる習慣は、前方後円墳が全国的に築造されはじめるのにあわせて各地に広まりました。古墳時代後期には、古墳の一角を区切り、人物や動物、武具等の様々な器物を表現した埴輪を並べ、被葬者の生前の活躍や首長継承のまつりを再現するようになります。そうした中で埴輪は、より表情豊かで多彩なものへと変化しました。
本展では、山陰出土の形象埴輪を中心に、人物や動物などをかたどった様々な埴輪を展示します。制作時期や地域ごとの特徴や違いといった考古学的な点だけでなく、個々の埴輪が持つ造形としての面白さにも注目してください。
(2)会 期 令和4年7月1日(金)~令和4年8月28日(日)
※会期中の休館日7月19日(火)、8月2日(火)
(3)開館時間 9:00~18:00(最終入館17:30)
(4)会 場 島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室
(5)観 覧 料 一般/1000円(800円)、大学生/500円(400円)、小中高生/300円(240円)
※( )内は20名以上の団体観覧料
(6)関連講座 ①「(仮)ハニワの世界へようこそ 関東の埴輪」
日時/7月2日(土)10:00~11:30
講師/河野 正訓 氏(東京国立博物館調査研究課考古室 主任研究員)
②「(仮)ハニワの世界へようこそ 山陰の埴輪」
日時/7月30日(土)13:00~14:30
講師/林 弘幸 氏(益田市教育委員会文化財課 副主任主事)
③「(仮)ハニワの世界へようこそ 埴輪四方山話」
日時/8月6日(土)10:00~11:30
講師/増田 浩太 氏(島根県立古代出雲歴史博物館 専門学芸員)
※会場は全て古代出雲歴史博物館 講義室、定員各60名、参加無料
※オンラインで同時配信します。オンライン受講、会場での受講
ともに事前申込が必要です。
※電話・FAX・ホームページのイベント参加フォーム(しまね電子
申請)のいずれかで事前にお申込みください。
(電話/0853-53-8600、FAX/0853-53-5350、HP/https://www.izm.ed.jp)
◎新型コロナウイルス感染症の影響により中止または延期する場合
があります。
(7)体験イベント 「埴輪ストラップを作ろう」
日時/7月24日(日)10:00~、13:00~
場所/古代出雲歴史博物館 体験学習棟
定員/各回15名
料金/400円
※同日開催「れきはく夏まつり」で実施します。
※電話・FAX・ホームページのイベント参加フォーム(しまね電子
申請)のいずれかで事前にお申込みください。
(電話/0853-53-8600、FAX/0853-53-5350、HP/https://www.izm.ed.jp)
◎新型コロナウイルス感染症の影響により中止する場合があります。
(8)ギャラリートーク
学芸員による展示解説(各回20名様)
第1回:7月2日(土)14:00~15:00
第2回:7月30日(土)10:00~11:00
第3回:8月6日(土)14:00~15:00
※電話・FAX・ホームページのイベント参加フォーム(しまね電子
申請)のいずれかで事前にお申込みください。
(電話/0853-53-8600、FAX/0853-53-5350、HP/https://www.izm.ed.jp)
※参加には企画展観覧券もしくはパスポートが必要です。
※申込まれた方は特別展示室入口付近にお集まりください。
◎新型コロナウイルス感染症の影響により中止または延期する場合
があります。
2.報道関係者を対象とする内覧会
(1)日 時 令和4年6月30日(木)10:00~11:00(申込書別添)
(2)会 場 島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室(情報交流室にて受付を行います)
(3)内 容 担当学芸員が展示解説いたします。
(4)注意事項 展示室内は鉛筆をご使用ください(シャープペンシル・ボールペン不可)。
記
1.企画展の概要
(1)開催趣旨
出雲国出身で、相撲の祖として知られる野見宿禰(のみのすくね)は、同時に埴輪(はにわ)の祖とも呼ばれます。『日本書紀』には、野見宿禰が、殉死の習慣を改め、出雲国の土部(はじべ)100人を召し、人や馬などの「土物(はにもの)」をつくらせ、墓に立てたとする埴輪の起源説話がみえます。この逸話は、考古学的な事実と必ずしも相容れるものではありませんが、古墳に立てられた埴輪の存在は古代の人々にとっても関心事であったことがうかがえます。
古墳上に埴輪を立て並べる習慣は、前方後円墳が全国的に築造されはじめるのにあわせて各地に広まりました。古墳時代後期には、古墳の一角を区切り、人物や動物、武具等の様々な器物を表現した埴輪を並べ、被葬者の生前の活躍や首長継承のまつりを再現するようになります。そうした中で埴輪は、より表情豊かで多彩なものへと変化しました。
本展では、山陰出土の形象埴輪を中心に、人物や動物などをかたどった様々な埴輪を展示します。制作時期や地域ごとの特徴や違いといった考古学的な点だけでなく、個々の埴輪が持つ造形としての面白さにも注目してください。
(2)会 期 令和4年7月1日(金)~令和4年8月28日(日)
※会期中の休館日7月19日(火)、8月2日(火)
(3)開館時間 9:00~18:00(最終入館17:30)
(4)会 場 島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室
(5)観 覧 料 一般/1000円(800円)、大学生/500円(400円)、小中高生/300円(240円)
※( )内は20名以上の団体観覧料
(6)関連講座 ①「(仮)ハニワの世界へようこそ 関東の埴輪」
日時/7月2日(土)10:00~11:30
講師/河野 正訓 氏(東京国立博物館調査研究課考古室 主任研究員)
②「(仮)ハニワの世界へようこそ 山陰の埴輪」
日時/7月30日(土)13:00~14:30
講師/林 弘幸 氏(益田市教育委員会文化財課 副主任主事)
③「(仮)ハニワの世界へようこそ 埴輪四方山話」
日時/8月6日(土)10:00~11:30
講師/増田 浩太 氏(島根県立古代出雲歴史博物館 専門学芸員)
※会場は全て古代出雲歴史博物館 講義室、定員各60名、参加無料
※オンラインで同時配信します。オンライン受講、会場での受講
ともに事前申込が必要です。
※電話・FAX・ホームページのイベント参加フォーム(しまね電子
申請)のいずれかで事前にお申込みください。
(電話/0853-53-8600、FAX/0853-53-5350、HP/https://www.izm.ed.jp)
◎新型コロナウイルス感染症の影響により中止または延期する場合
があります。
(7)体験イベント 「埴輪ストラップを作ろう」
日時/7月24日(日)10:00~、13:00~
場所/古代出雲歴史博物館 体験学習棟
定員/各回15名
料金/400円
※同日開催「れきはく夏まつり」で実施します。
※電話・FAX・ホームページのイベント参加フォーム(しまね電子
申請)のいずれかで事前にお申込みください。
(電話/0853-53-8600、FAX/0853-53-5350、HP/https://www.izm.ed.jp)
◎新型コロナウイルス感染症の影響により中止する場合があります。
(8)ギャラリートーク
学芸員による展示解説(各回20名様)
第1回:7月2日(土)14:00~15:00
第2回:7月30日(土)10:00~11:00
第3回:8月6日(土)14:00~15:00
※電話・FAX・ホームページのイベント参加フォーム(しまね電子
申請)のいずれかで事前にお申込みください。
(電話/0853-53-8600、FAX/0853-53-5350、HP/https://www.izm.ed.jp)
※参加には企画展観覧券もしくはパスポートが必要です。
※申込まれた方は特別展示室入口付近にお集まりください。
◎新型コロナウイルス感染症の影響により中止または延期する場合
があります。
2.報道関係者を対象とする内覧会
(1)日 時 令和4年6月30日(木)10:00~11:00(申込書別添)
(2)会 場 島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室(情報交流室にて受付を行います)
(3)内 容 担当学芸員が展示解説いたします。
(4)注意事項 展示室内は鉛筆をご使用ください(シャープペンシル・ボールペン不可)。