2235 世界遺産石見銀山遺跡 豊栄神社の石造物・建造物の現地説明会開催について


史跡石見銀山遺跡に所在する「豊栄(とよさか)神社」の建築修理および石造物調査の成果について下記のとおり現地説明会を開催します。

                   記
1.日  時  令和4年11月13日(日) 10:00~12:00
2.会  場  豊栄神社 (大田市大森町)
3.主  催  島根県教育庁文化財課世界遺産室・大田市教育委員会石見銀山課
4.内  容  豊栄神社の前身である長安(ちょうあん)寺は、戦国時代に毛利元就を祭神と
        して創建されました。江戸時代後半に火災等で衰退していましたが、慶応
        2年に「第二次長州征討」石州口の戦いで勝利した長州藩軍が駐屯した際、
        藩祖「毛利元就公」が祭られていることがわかり、翌慶応3 (1867) 年に長州
        藩の主導によって再建されたものです。
         このたび、境内の建物などが老朽化し、破損箇所が見られたため、平成
        28年度~令和4年度にかけて修理を実施しました。
         また、慶応3(1867)年に長州藩士によって寄進された灯籠、鳥居、狛
        犬などの石造物は、昭和18年の水害により約半数が倒壊・埋没していまし
        たが、このたびの整備事業のなかで倒壊した石造物の再調査を行うととも
        に、刻まれた銘文から石造物を寄進した人物の確認調査を実施しました。
         これらの修理工事、調査で判明した新事実について報告するため、現地
        説明会を開催します。(詳細は別添のとおり)
5.その他  ・自動車は神社近辺には進入できません。石見銀山公園駐車場から徒歩、レ
        ンタサイクル(有料)、銀山カート(有料)などでお越しください。
        (銀山公園~豊栄神社は片道約900m)
       ・会場への入場にあたっては、新型コロナウィルス感染症防止のため、マス
        ク等を着用してください。 
       ・小雨決行(当日の開催有無は、石見銀山世界遺産センター
       (0854-89-0183)に問い合わせください)