2297 子どもたちから広がる脱炭素の実践 小学校での「ゼロカーボン出前授業」


出雲市、浜田市の2つの小学校でゼロカーボン授業を開催します。

1.背景・目的
2050年ゼロカーボンに向けて、CO2をはじめとした温室効果ガスの排出を、家庭でも削減していく必要があります。
小学校では、4年生から地球環境の学習が始まります。今回実施する出前授業では、地球温暖化の仕組みや防止する取組について学びます。この授業を通して、家庭でのCO2を削減するアクションのきっかけとしていただくことを目的としています。

2.取組の概要・ポイント
冬休みを挟んで、前と後に授業を行います。休み前では、脱炭素に向けた基礎的な知識を学びます。冬休みに学んだことを活かし「ゼロカーボンチャレンジブック」を使って、家庭内で省エネに取り組み、休み明けには取組を踏まえた振り返り授業を行います。
「事前の授業」、「冬休み、家庭でのゼロカーボンチャレンジ」、「事後の授業」をセットで行うことで、脱炭素社会に向けた取組について、子どもたちのより深い学びを導きます。
家庭内では、子どもたちから促されることで大人の取組にも広がっていくよう期待しています。

3.実績・今年度実施校
この出前授業は昨年度から開始しています。昨年度は、松江市、出雲市の各2校で実施しました。
実施した各学校からは、
・冬休みの課題として、家庭とともに実施することで「問題を解決するための行動」ができ、大変貴重な機会になった
・冬休みに実践した後の授業だったので、子どもたちも自分事として聞けて良かった
・(児童の意識)より一層環境に興味を持つようになった
・学んだことをまとめ公開授業で保護者に向けて発表した
・CO2、ゼロカーボンという言葉も身近になり意識するようになった
・(授業を受けてから)使わない場所の電気をこまめに消すようになった
など、児童の変化や新たな取組につながったという声が届いています。


下記学校で実施します
①学校・日時
出雲市立西田小学校
事前授業 12月5日(火)6時間目14:55~15:40
事後授業 1月23日(火)6時間目14:55~15:40 
浜田市立石見小学校
事前授業 11月29日(水)3時間目10:40~11:25
事後授業 1月26日(金)3.4時間目10:40~12:20
②参加者 4年生
③主 催 エコサポしまね(公益財団法人しまね自然と環境財団松江事務所)