141 マイナンバー情報の総点検(障害者手帳、障害者自立支援医療) について


1.マイナンバー情報総点検の実施概要
⑴ 国(デジタル庁)のマイナンバー情報総点検本部において、マイナンバーの紐付け誤りに関する個別データの総点検を実施
⑵ 点検作業は、原則として11月末までに以下の順番で実施
① 各手帳等の業務システムから個別データ(マイナンバー+氏名、住所などの基本情報)の抽出
② 住民基本台帳ネットワーク上のマイナンバー情報との照合
③ 不一致データに係るマイナンバーの本人確認
⑶ 県では、障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)及び障害者自立支援医療が点検対象
⑷ 12月12日開催のマイナンバー情報総点検本部で総点検の結果を公表
  点検対象となった全事務の点検結果:点検件数8,208万件、紐付け誤り8,351件

2.島根県の点検結果
⑴ 点検で判明した紐付け誤り
   点検対象事務           点検対象件数   紐付け誤り件数
    身体障害者手帳            21,197件     0件
    療育手帳                7,526件     2件
    精神障害者保健福祉手帳        10,201件     3件
    障害者自立支援医療(精神通院医療)   27,904件     7件
    合 計                66,828件     12件
       
⑵ 紐付け誤りの内容
・ 申請書に本人と家族等のマイナンバーが両方記載されており、家族のマイナンバーを紐付けたことによる誤り(10件)
・ 同姓同名の別人のマイナンバーを入力したことによる誤りなど(2件)

3.紐付け誤りによる影響
県が確認したところ、本人や本人以外の第三者がマイナポータルを閲覧したことは確認されておらず、また県に紐付け誤りに関する問い合わせはない。

4.対応
⑴ 誤りが判明した時点で、直ちにマイナポータル上での閲覧制限を設定
⑵ 紐付け誤りについては、誤ったデータの削除、再登録など作業中