101 県立少年自然の家における車検切れ公用車の運行について


 県立少年自然の家(江津市松川町太田610)において、自動車検査証(車検)の有効期間が満了した公用車を運行していたことが判明したため、その概要を公表します。
 なお、該当の公用車は職員のみが利用する車両であり、施設利用者の送迎等には使用していません。

1 発覚の経緯等
 令和6年4月16日(火)午前8:55頃、職員が施設敷地内で該当の公用車を運転中、駐車場に停車中の車に衝突した。相手方、当方ともに怪我はなかったが、相手方車両に損害が生じた。
事故処理をすすめる過程で、該当の公用車における自動車検査証の有効期間が満了していることが判明した。
   
2 原因及び確認・対応状況
・ 少年自然の家は管理補助業務委託により、車両管理を含めた施設維持管理、施設運営補
 助、主催事業実施補助業務を公益財団法人しまね文化振興財団に委託している。該当の公用
 車は令和4年3月に新車で購入しており、車検の有効期限は令和6年3月までであったが、
 管理体制の不備により検査を受けないままとなっていた。
・ 自動車検査証の有効期限が満了した令和6年3月29日以降、2度、合計27kmの公道での
 運行を運転記録簿により確認したため、少年自然の家から所轄の警察署に報告し、口頭注意
 を受けている。
・ 該当の公用車は使用を中止し、施設内で保管している。
  (4月19日(金)に車検を実施予定)
・ 自賠責保険・任意保険は、発覚時点で有効であることを確認済み。
・ なお、教育委員会所管の他の公用車等については、全て車検切れでないことを確認済みで
 ある。

3 再発防止策
・ 管理台帳を整備し、整備等の状況について県及び委託先がお互いに年2回確認を行う。
・ ステッカーで車検有効期間を明示するなど運転手が確認できるようにする。
・ このような事態を招いたことを深く反省するとともに、今後は公用車の管理を徹底し、
 再発防止に努める。