1135 島根原子力発電所におけるトラブル(火災)に係る立入調査結果について


本日15時54分に、中国電力㈱から島根原子力発電所2号機のタービン建物2階ヒータルーム(放射線管理区域内)において焦げ跡を確認した旨の連絡があり、その後、松江市消防本部が火災と判断したことから、県は松江市とともに、下記のとおり立入調査を実施しましたので、お知らせします。
なお、今回の事象による環境への影響はありません。

   記

1.立入調査日時及び場所
日時:令和6年4月30日(火) 17時27分~19時22分
場所:中国電力㈱島根原子力発電所

2.派遣職員
島根県 防災部原子力安全対策課 2名
松江市 防災部原子力安全対策課 2名

3.事象の概要
4月30日15時44分頃、中国電力㈱は島根原子力発電所2号機のタービン建物2階ヒータルーム(放射線管理区域内)で焦げ跡を確認
・燃焼物は仮設分電箱の外装(プラスチック製)
・縦約25cm×横約5cmの穴があることを確認

4.調査結果の概要
(1)現場状況の確認
・中国電力㈱職員から、発見の経緯、対応状況等の説明を受け、現場の状況を確認した。
(2)環境等への影響の有無の確認
・発電所の排気筒モニタ、放水路水モニタ及び敷地境界モニタリングポストの値を確認し、平常の値であり環境へ影響がないことを確認した。
(3)県の対応
・通報のあった仮設分電箱の状況を確認し、原因究明と再発防止を口頭で求めた。