1472 研修会「実質賃金と地域間格差」の開催について


 ここ数年、著しい物価上昇の一方で、私たちの賃金の上昇は限られたものになっています。実際、物価の上昇を考慮した「実質賃金」は、むしろ低下傾向にあります。その上、島根県の賃金の上昇は全国よりも鈍く、実質賃金も全国と比べて弱い動きとなっています。
 そこで今回は、公共経済学や地域経済学の視点から、「地域が元気になる政策」を研究しておられる中央大学総合政策学部の川崎一泰先生をお招きし、実質賃金と地域間格差をテーマとした研修会を開催することとしました。

1. 日時、会場
 日時:令和6年8月28日(水) 13:30~15:40
 場所:島根県民会館多目的ホール(松江市殿町158(電話:0852-22-5506))
2. 講師
 中央大学総合政策学部 教授 川崎 一泰 氏
 プロフィール:
 1969年生まれ。1993年 法政大学経済学部卒業、2000年 同大学社会科学研究科博士課程満期退学。博士(経済学)。(財)社会開発総合研究所、(社)日本経済研究センターなどを経て、2019年より現職。主要著書に、『地域再生の失敗学』(2016年)、『官民連携の地域再生』(2013年)など。神奈川県、川崎市、相模原市などで、各種委員として政策立案などにも関わっておられます。
3. 対象者
 島根県及び各市町村の職員等
4. 内容
 13:30~13:35 開会
 13:35~13:55 情報提供:統計データでみる島根県の最近の社会経済の動き
        提供者:島根県政策企画局統計調査課 課長補佐 森 永壽
 13:55~15:25 講演「人口減少時代の地方創生
        ~データで見る地域間格差と実質賃金の向上に向けて~」
        講師 中央大学総合政策学部 教授 川崎一泰氏
 15:25~15:40 質疑応答
 15:40 閉会
5. 申込方法
 電子申請サービスにてお申し込み下さい。
https://ttzk.graffer.jp/pref-shimane/smart-apply/surveys/6946506643507988626 締切:8月22日(木))