1565 松江工業高校 定時制生徒 電験三種合格


 令和6年春、島根県立松江工業高等学校の定時制課程電気科3年生松浦一帆さん(17歳)が国家試験である第三種電気主任技術者試験(通称:電験三種)に一度目の受験で見事合格しました。
 電験三種は経済産業省の管轄する国家試験で、理論・電力・機器・法規の4科目をクリアして合格することができ、事業用電気工作物(限定付)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができる資格です。これは現役高校生での合格が非常に難しい難関です。
 松浦さんは令和4年4月に島根県立松江工業高等学校定時制電気科に入学し、学業に取り組むかたわらで検定等にも積極的にチャレンジし、将来電験三種を取得したいという夢を持つようになりました。また授業で学ぶ専門の授業では到底足りないということで、参考書・問題集・Webでの解説などを利用して自学自習に励み本試験に臨みました。2年生の終盤の3月24日(日)島根大学を会場に受験、3年生に進級した4月10日の合格発表にて合格を確認しました。交付の申請に2か月はかかると言われていたのですが、7月10日に証書が無事交付されました。