2695　『益田アムスメロン』が地理的表示(GI)に登録されました

■概要
益田市のメロンは、50 年を超える栽培の歴史がある県内最大の産地です。中でも主要品種
の“アムス”の栽培面積は全国屈指で、県内はもとより大阪や広島等で絶大な人気を得ていま
す。
こうした中、このたび、『益田アムスメロン』が地理的表示(GI)に登録されました。
『益田アムスメロン』は、専用の肥料の開発や独自の仕立て法により品質など安定した生産
を可能にしたことで高収益を実現し、後継者や新規栽培者を確保してきた取り組み、そして、消
費者から「益田といえばアムス」といわれるほど地域を代表する産品として浸透している点など
が地域共有の財産として保護すべき産品の名称として認められました。
申請者である益田アムスメロン振興協議会の構成員である島根県農業協同組合益田メロン
部会では、GI 登録を契機に、これまで以上に産地の発展に向けて新たな担い手の確保といっ
た活動にも取り組むことにしています。
■「地理的表示(GI)保護制度」とは
その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価
等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。
■益田市のメロン栽培の状況(令和６年産)
面積：19.2ha(うちアムス10.6ha)
販売金額：412 百万円(うちアムス242 百万円)
益田メロン部会員：58 名（うちアムスは54 名）
新規就農者(令和以降)：3 名
〔「益田アムスメロン振興協議会」に関する問い合わせ〕
島根県農業協同組合西いわみ地区本部営農経済部指導販売課 TEL：０８５６－２３－１９１１
〔登録証の授与式〕
令和７年１月30 日（木） １４：００ 農林水産省講堂
※詳細は農林水産省のホームページをご覧くださいhttps://www.maff.go.jp/j/press/index.html