2877 株式会社西口アンプル製作所が出雲市で生産設備を増設 ~県・出雲市と覚書調印~


 株式会社西口アンプル製作所(本社:大阪府)は、医療用目薬容器等の受注拡大に対応するため、出雲市内の工場において、生産設備の増設を決定されました。
 この事業計画に関して、県は島根県企業立地促進条例に基づき、丸山知事から同社に対して立地計画認定書を交付します。併せて、株式会社西口アンプル製作所、島根県、出雲市の三者で工場等の立地に関する覚書を締結します。

1 立地計画認定書交付及び調印式
  日 時:令和7年3月7日(金) 14時20分から
  場 所:県庁3階 301会議室

2 事業計画の概要
(1)同社は、昭和45年に設立され、国際基準に適合した品質管理体制のもと、医療用容器の製造で業績を拡大してこられました。県内には、平成8年に出雲市(出雲長浜中核工業団地)に進出され、多種多様な目薬容器(ボトル、ノズル、キャップ)を生産されています。

(2)今回の計画は、国内の高齢化に伴う医療用及び一般薬用の目薬需要や、インバウンド観光客の「日本製」目薬需要の増加を背景に、取引先からの増産依頼に対応するため、クリーンルームの拡張及び設備導入により、生産能力を強化されるものです。

(3)投資額は 526,000千円で、操業後3年間で 6名の雇用増加を計画されています。

(4)島根県としては、本計画が、新たな雇用創出と地域産業の高度化に繋がるものとの期待から、地元出雲市とともに、同社に対し資金面・人材確保の面で支援・協力を行います。

3 添付資料
  ・調印式式次第及び出席者
  ・立地計画の概要

4 その他
  調印式終了後、記者会見を行います。