| 掲載日 | 令和7年3月12日 |
|---|---|
| 担当 | 美術館 山根・島田・三浦 |
| TEL | 0852-55-4700 |
| メール | sam@pref.shimane.lg.jp |
2935 柚木沙弥郎 永遠のいま
島根県立美術館では、「柚木沙弥郎 永遠のいま」を下記のとおり開催いたします。
惜しまれつつも、2024年1月に101歳の生涯を閉じた染色家、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)（1922-2024）。戦後、柳宗悦(やなぎむねよし)らが提唱した民藝(みんげい)思想に触れ、芹沢銈介(せりざわけいすけ)のもとで染色家としての道を歩みはじめます。色彩豊かで、のびのびと自由で大胆、ときにユーモラスな染色作品が生み出されました。その創作世界は版画やコラージュ、絵本、立体作品などの分野にまで広がっています。本展では、作家の長年にわたる多彩な活動を概観するとともに、最晩年の仕事となる新作もご紹介します。さらには島根をはじめ、作家とゆかりの深い国内外の各都市をテーマにした特別展示も行います。100歳を超えてなお、人生を愛し、楽しんだ、柚木沙弥郎の75年にわたる創作活動の全貌をご堪能ください。
記
【展覧会概要】
展覧会名／ 柚木沙弥郎 永遠のいま
会 期／ 2025年4月18日(金) ～ 2025年6月16日(月)
開館時間／ 10：00～日没後30分（展示室への入場は日没時刻まで）
休 館 日／ 火曜日（ただし4/29、5/6は開館）
主 催／ 島根県立美術館、NHK松江放送局、NHKエンタープライズ中国、TSKさんいん中央テレビ、山陰中央新報社、SPSしまねグループ
後 援／ 朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、産経新聞社、中国新聞社、新日本海新聞社、島根日日新聞社、BSS山陰放送、日本海テレビ、エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
制作協力／ NHKプロモーション
観 覧 料／
オンラインチケット・ローソンチケット（コレクション展とのセット販売）
一般 1,100円 大学生 800円 小中高生 400円
当日券 企画展＋コレクション展セット
一般 1,450（1,160）円 大学生 1,100（880）円 小中高生 500（400）円
当日券 企画展のみ
一般 1,300（1,040）円 大学生 1,000（800）円 小中高生 500（400）円
※（ ）は20名以上の団体料金 20名以上の団体での来館については美術館ホームページをご確認ください
※オンライン・ローソンチケットは3月18日販売開始予定
※4/29-5/11は児童福祉週間により中学生以下は観覧無料
※オンラインチケットはホームページより、ローソンチケットはローソン各店にて販売（ Lコード：63428）
※小中高生の学校教育活動での観覧は無料
※身体障害者手帳（障害者手帳アプリ：ミライロID）、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方、及びその付添人は1名まで無料
【みどころ】
①ダイナミックな模様からユーモラスな模様まで。色彩豊かな染色作品。
②版画やコラージュ、絵本、立体作品など、作家が手掛けた様々な分野の作品が勢ぞろい。
③特別展示で島根をはじめとした各地域と作家のゆかりをご紹介。
［作家を代表する染色作品の数々］
柚木沙弥郎の染色作品は長年の制作で大きな展開を見せます。量産のための技法を制作に取り入れた注染作品は、特有の模様の反復が大胆かつ効果的に用いられました。型染作品では生命感あふれる模様が色彩豊かに表わされます。2000年代以降は布を一枚の画面として抽象模様を構成し、限られた色数で染めた作品が発表されました。
［広がる創作世界、多彩な活動］
柚木沙弥郎の創作は染色作品だけにとどまりません。1980年代以降、様々な分野の作品を手掛けました。板絵やガラス絵、装幀に加え、アトリエMMGと制作した多種の版画作品や、絵本原画とその世界を飛び出した立体作品、長さ約12mの大作絵巻物《鳥獣戯画》、コラージュ作品などを展示し、作家の豊かな創作世界をご紹介します。
［島根とのゆかり 舩木研兒との交友］
東京出身の柚木沙弥郎と島根の土地を繋いだのは、松江市にある布志名焼の陶芸家、舩木道忠(ふなきみちただ)と研兒(けんじ)の親子でした。特に同世代の研兒との親交は深く、柚木はたびたび舩木家を訪ねています。戦後、民藝思想のもと作家活動をスタートした二人は、染色と陶芸それぞれの分野で独自の道を切り開きました。本展では島根地域の特別展示として柚木と研兒の交友を、両家に残る互いの作品でたどります。
【関連イベント】
●オープニングセレモニー 参加無料・要事前申込
日 時／4月18日（金）9：40～（受付 9：15～ 約20分）
会 場／ロビー
●オープニングギャラリートーク（担当学芸員による展示解説） 要企画展観覧料
日 時／4月18日（金）10：00～（約60分）
会 場／企画展示室
●記念講演会 聴講無料
日 時／5月25日（日）14：00～（約90分）
講 師／降旗千賀子（元目黒区美術館学芸係長 &4+doキュレーター）
会 場／ホール（190席当日先着順／13：30開場）
●展示室即興演奏会 要企画展観覧料
展示空間に合わせた即興演奏を行います。心地よい音とともに作品をご鑑賞ください。
日 時／4月19日（土）①14：00～ ②16：00～（各回約45分）
出 演／nensow（音楽家）
会 場／企画展示室
●ワークショップ「作って鳴らす色と形の音楽団」 要企画展観覧料／要事前申込
展示室の作品をヒントにオリジナル楽器を作り、一日限りの音楽団を結成します。
日 時／4月20日（日）10：30～15：30まで （休憩含む：約300分）
講 師／nensow（音楽家）
場 所／アートスタジオ、企画展示室
対 象／どなたでも ※小学生未満は保護者同伴（保護者も要申込）
定 員／12名 ※応募者多数の場合は抽選
ワークショップのお申し込み方法はこちらをご覧ください。
https://www.shimane-art-museum.jp/event/
●ワークショップ「型から作って染める、きんちゃく作り」 要事前申込／要材料費
巾着袋を自分の好きな模様と色に染める型染体験活動です。
日 時／5月10日（土）13：00～16：00まで（約180分）
講 師／山口邦子（型染作家）
場 所／アートスタジオ、企画展示室
対 象／小学生以上
定 員／15名 ※応募者多数の場合は抽選
材料費／1000円
ワークショップのお申し込み方法はこちらをご覧ください。
https://www.shimane-art-museum.jp/event/
●ギャラリートーク（担当学芸員による展示解説） 要企画展観覧料
日 時／4月26日（土）、5月31日（土）各日14：00～（約60分）
会 場／企画展示室
●美術館キネマ 鑑賞無料
「リーチ・ポタリー1952 陶芸家バーナード・リーチの工房」
日 時／4月27日（日）、５月11日（日）
各日 ①10：30～ ②14：00～（本編33分＋特典映像36分）
概 要／陶芸家バーナード・リーチが英国のセント・アイヴスの工房を自ら案内する貴重な映像
場 所／ホール（190席当日先着順／各回30分前開場）
●SNS投稿キャンペーン
インスタグラムで「#ゆのきさみろう @島根県立美術館」をつけて展覧会の様子を投稿しよう。
ミュージアムショップで投稿画面をご提示いただいた方へポストカードをプレゼント（先着200名様）。
●ミュージアムショップ
公式図録（3,300円税込）をはじめ、展覧会オリジナルグッズや柚木氏の作品をデザインに用いた商品なども並びます。
＊＊＊民間の配信サービスを利用し、情報発信する予定です。＊＊＊
惜しまれつつも、2024年1月に101歳の生涯を閉じた染色家、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)（1922-2024）。戦後、柳宗悦(やなぎむねよし)らが提唱した民藝(みんげい)思想に触れ、芹沢銈介(せりざわけいすけ)のもとで染色家としての道を歩みはじめます。色彩豊かで、のびのびと自由で大胆、ときにユーモラスな染色作品が生み出されました。その創作世界は版画やコラージュ、絵本、立体作品などの分野にまで広がっています。本展では、作家の長年にわたる多彩な活動を概観するとともに、最晩年の仕事となる新作もご紹介します。さらには島根をはじめ、作家とゆかりの深い国内外の各都市をテーマにした特別展示も行います。100歳を超えてなお、人生を愛し、楽しんだ、柚木沙弥郎の75年にわたる創作活動の全貌をご堪能ください。
記
【展覧会概要】
展覧会名／ 柚木沙弥郎 永遠のいま
会 期／ 2025年4月18日(金) ～ 2025年6月16日(月)
開館時間／ 10：00～日没後30分（展示室への入場は日没時刻まで）
休 館 日／ 火曜日（ただし4/29、5/6は開館）
主 催／ 島根県立美術館、NHK松江放送局、NHKエンタープライズ中国、TSKさんいん中央テレビ、山陰中央新報社、SPSしまねグループ
後 援／ 朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、産経新聞社、中国新聞社、新日本海新聞社、島根日日新聞社、BSS山陰放送、日本海テレビ、エフエム山陰、山陰ケーブルビジョン
制作協力／ NHKプロモーション
観 覧 料／
オンラインチケット・ローソンチケット（コレクション展とのセット販売）
一般 1,100円 大学生 800円 小中高生 400円
当日券 企画展＋コレクション展セット
一般 1,450（1,160）円 大学生 1,100（880）円 小中高生 500（400）円
当日券 企画展のみ
一般 1,300（1,040）円 大学生 1,000（800）円 小中高生 500（400）円
※（ ）は20名以上の団体料金 20名以上の団体での来館については美術館ホームページをご確認ください
※オンライン・ローソンチケットは3月18日販売開始予定
※4/29-5/11は児童福祉週間により中学生以下は観覧無料
※オンラインチケットはホームページより、ローソンチケットはローソン各店にて販売（ Lコード：63428）
※小中高生の学校教育活動での観覧は無料
※身体障害者手帳（障害者手帳アプリ：ミライロID）、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方、及びその付添人は1名まで無料
【みどころ】
①ダイナミックな模様からユーモラスな模様まで。色彩豊かな染色作品。
②版画やコラージュ、絵本、立体作品など、作家が手掛けた様々な分野の作品が勢ぞろい。
③特別展示で島根をはじめとした各地域と作家のゆかりをご紹介。
［作家を代表する染色作品の数々］
柚木沙弥郎の染色作品は長年の制作で大きな展開を見せます。量産のための技法を制作に取り入れた注染作品は、特有の模様の反復が大胆かつ効果的に用いられました。型染作品では生命感あふれる模様が色彩豊かに表わされます。2000年代以降は布を一枚の画面として抽象模様を構成し、限られた色数で染めた作品が発表されました。
［広がる創作世界、多彩な活動］
柚木沙弥郎の創作は染色作品だけにとどまりません。1980年代以降、様々な分野の作品を手掛けました。板絵やガラス絵、装幀に加え、アトリエMMGと制作した多種の版画作品や、絵本原画とその世界を飛び出した立体作品、長さ約12mの大作絵巻物《鳥獣戯画》、コラージュ作品などを展示し、作家の豊かな創作世界をご紹介します。
［島根とのゆかり 舩木研兒との交友］
東京出身の柚木沙弥郎と島根の土地を繋いだのは、松江市にある布志名焼の陶芸家、舩木道忠(ふなきみちただ)と研兒(けんじ)の親子でした。特に同世代の研兒との親交は深く、柚木はたびたび舩木家を訪ねています。戦後、民藝思想のもと作家活動をスタートした二人は、染色と陶芸それぞれの分野で独自の道を切り開きました。本展では島根地域の特別展示として柚木と研兒の交友を、両家に残る互いの作品でたどります。
【関連イベント】
●オープニングセレモニー 参加無料・要事前申込
日 時／4月18日（金）9：40～（受付 9：15～ 約20分）
会 場／ロビー
●オープニングギャラリートーク（担当学芸員による展示解説） 要企画展観覧料
日 時／4月18日（金）10：00～（約60分）
会 場／企画展示室
●記念講演会 聴講無料
日 時／5月25日（日）14：00～（約90分）
講 師／降旗千賀子（元目黒区美術館学芸係長 &4+doキュレーター）
会 場／ホール（190席当日先着順／13：30開場）
●展示室即興演奏会 要企画展観覧料
展示空間に合わせた即興演奏を行います。心地よい音とともに作品をご鑑賞ください。
日 時／4月19日（土）①14：00～ ②16：00～（各回約45分）
出 演／nensow（音楽家）
会 場／企画展示室
●ワークショップ「作って鳴らす色と形の音楽団」 要企画展観覧料／要事前申込
展示室の作品をヒントにオリジナル楽器を作り、一日限りの音楽団を結成します。
日 時／4月20日（日）10：30～15：30まで （休憩含む：約300分）
講 師／nensow（音楽家）
場 所／アートスタジオ、企画展示室
対 象／どなたでも ※小学生未満は保護者同伴（保護者も要申込）
定 員／12名 ※応募者多数の場合は抽選
ワークショップのお申し込み方法はこちらをご覧ください。
https://www.shimane-art-museum.jp/event/
●ワークショップ「型から作って染める、きんちゃく作り」 要事前申込／要材料費
巾着袋を自分の好きな模様と色に染める型染体験活動です。
日 時／5月10日（土）13：00～16：00まで（約180分）
講 師／山口邦子（型染作家）
場 所／アートスタジオ、企画展示室
対 象／小学生以上
定 員／15名 ※応募者多数の場合は抽選
材料費／1000円
ワークショップのお申し込み方法はこちらをご覧ください。
https://www.shimane-art-museum.jp/event/
●ギャラリートーク（担当学芸員による展示解説） 要企画展観覧料
日 時／4月26日（土）、5月31日（土）各日14：00～（約60分）
会 場／企画展示室
●美術館キネマ 鑑賞無料
「リーチ・ポタリー1952 陶芸家バーナード・リーチの工房」
日 時／4月27日（日）、５月11日（日）
各日 ①10：30～ ②14：00～（本編33分＋特典映像36分）
概 要／陶芸家バーナード・リーチが英国のセント・アイヴスの工房を自ら案内する貴重な映像
場 所／ホール（190席当日先着順／各回30分前開場）
●SNS投稿キャンペーン
インスタグラムで「#ゆのきさみろう @島根県立美術館」をつけて展覧会の様子を投稿しよう。
ミュージアムショップで投稿画面をご提示いただいた方へポストカードをプレゼント（先着200名様）。
●ミュージアムショップ
公式図録（3,300円税込）をはじめ、展覧会オリジナルグッズや柚木氏の作品をデザインに用いた商品なども並びます。
＊＊＊民間の配信サービスを利用し、情報発信する予定です。＊＊＊