3005 認知症に対する理解を深めるためにマンガを制作しました!


 島根県では、認知症への正しい理解を深めるために、認知症の行動・心理症状を題材とした啓発マンガを制作しました。

■背景・目的
 認知症については、もの忘れなどの記憶障害や時間や順序がわからなくなる見当識障害といった認知機能障害をもとに、本人の性格や本人を取り巻く環境などが影響して、行動・心理症状が出現する場合があります。
 この行動・心理症状は、物盗られ妄想や暴言・暴力などの症状があり、症状の出現に伴い、認知症のある人と家族や周囲の人(以下、「家族等」。)との関係性に影響を及ぼすことがあります。
 そのため、県では、認知症のある人への寄り添い方を工夫することで行動・心理症状が改善される場合があることに着目し、認知症のある人と家族等が良好な関係を保てるよう、行動・心理症状が出現する要因や認知症のある人の思いに寄り添った対応方法を紹介するため、啓発マンガを制作しました。

■マンガの内容
・ 行動・心理症状が出現する要因の紹介
・ 認知症のある人が抱える不安やつらさに寄り添った対応方法の紹介

■配布先・活用方法
・ 県内の市町村、保健所、認知症疾患医療センターなどの医療介護関係者に活用いただく他、県や市町村等が実施する各種研修や啓発イベントなどで活用します。
・ 誰でもお読みいただけるよう、県ホームページにデジタルブックを公開します。
  (デジタルブックURL)https://studio-object.com/dBook/tiikihoukatucare_2025