| 掲載日 | 令和7年4月23日 |
|---|---|
| 担当 | 美術館 山根・島田・三浦 |
| TEL | 55-4700 |
| メール | sam@pref.shimane.lg.jp |
1089 「大阪・関西万博(Expo 2025)」開幕記念 北斎博覧会-珍品・逸品大集合‼-
島根県立美術館では、4月23日(水)より『「大阪・関西万博(Expo 2025)」開幕記念 北斎博覧会-珍品・逸品大集合‼-』を開催いたします。
55年前の1970年3月、「人類の進歩と調和」をテーマに掲げた日本万国博覧会(大阪万博)が開幕しました。会場中心の一画に「万国博美術館」が建設され、期間中、世界各国の美術品を一堂に集めた「万国博美術館展」が開催されました。同展で日本美術の「浮世絵」を代表して展示されたのが、葛飾北斎の《冨嶽三十六景 凱風快晴》(通称「赤富士」)でした。
同図は版画のため複数残存しますが、保存状態が良く、北斎の造形意図を反映した初期の希少な摺(すり)である、新庄二郎氏(松江市出身・1901-1996)所蔵の「赤富士」が、世界の名画名品と並んで展示されたのです。
後にこの「赤富士」を含む「新庄コレクション」は島根県へ譲渡され、以降、当館は北斎作品の収集に努めてきました。そして2017年、北斎研究の第一人者・永田生慈(ながたせいじ)氏(津和野町出身・1951-2018)から、北斎に特化した「永田コレクション」(約2,400件)の寄贈を受けたことで、当館は国内外でも有数の規模を誇る、北斎コレクションの所蔵館となったのです。
本特集展示では、「大阪・関西万博(Expo2025)」の開幕を記念し、55年前の大阪万博に出品された「赤富士」をはじめとする当館自慢の“逸品”、現存数が少ない“稀覯品(きこうひん)”、世界でもここでしか見られない“珍品”の数々をご紹介します。当館による、当館だけの、世にも珍しい「北斎博覧会」を、どうぞご堪能ください。
展覧会名:『「大阪・関西万博(Expo 2025)」開幕記念 北斎博覧会-珍品・逸品大集合‼-』
会 期: 2025年4月23日(水)~5月26日(月)
休 館 日: 火曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)
観 覧 料: 一般300円 大学生200円 小中高生無料
会 場: 島根県立美術館2階「北斎展示室」
時 間: 10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
出 品 作:初摺(しょずり)の逸品、版画ながら世界で1点または数点しか知られていない稀
覯品、世界で現存唯一という珍品など46点を展示
55年前の1970年3月、「人類の進歩と調和」をテーマに掲げた日本万国博覧会(大阪万博)が開幕しました。会場中心の一画に「万国博美術館」が建設され、期間中、世界各国の美術品を一堂に集めた「万国博美術館展」が開催されました。同展で日本美術の「浮世絵」を代表して展示されたのが、葛飾北斎の《冨嶽三十六景 凱風快晴》(通称「赤富士」)でした。
同図は版画のため複数残存しますが、保存状態が良く、北斎の造形意図を反映した初期の希少な摺(すり)である、新庄二郎氏(松江市出身・1901-1996)所蔵の「赤富士」が、世界の名画名品と並んで展示されたのです。
後にこの「赤富士」を含む「新庄コレクション」は島根県へ譲渡され、以降、当館は北斎作品の収集に努めてきました。そして2017年、北斎研究の第一人者・永田生慈(ながたせいじ)氏(津和野町出身・1951-2018)から、北斎に特化した「永田コレクション」(約2,400件)の寄贈を受けたことで、当館は国内外でも有数の規模を誇る、北斎コレクションの所蔵館となったのです。
本特集展示では、「大阪・関西万博(Expo2025)」の開幕を記念し、55年前の大阪万博に出品された「赤富士」をはじめとする当館自慢の“逸品”、現存数が少ない“稀覯品(きこうひん)”、世界でもここでしか見られない“珍品”の数々をご紹介します。当館による、当館だけの、世にも珍しい「北斎博覧会」を、どうぞご堪能ください。
展覧会名:『「大阪・関西万博(Expo 2025)」開幕記念 北斎博覧会-珍品・逸品大集合‼-』
会 期: 2025年4月23日(水)~5月26日(月)
休 館 日: 火曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)
観 覧 料: 一般300円 大学生200円 小中高生無料
会 場: 島根県立美術館2階「北斎展示室」
時 間: 10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
出 品 作:初摺(しょずり)の逸品、版画ながら世界で1点または数点しか知られていない稀
覯品、世界で現存唯一という珍品など46点を展示