| 掲載日 | 令和7年6月20日 |
|---|---|
| 担当 | 文化財課 東森 |
| TEL | 0852-22-5880 |
| FAX | 0852-22-5794 |
| メール | bunkazai@pref.shimane.lg.jp |
107 国史跡の追加指定及び名称変更について
6月20日(金)に開催される国の文化審議会(会長 島谷弘幸)において、県内に所在する下記の国史跡について、追加指定及び名称変更するよう文部科学大臣に答申される予定です。
記
1.名称:(旧)出雲国山代郷遺跡群(いずものくにやましろごういせきぐん)
正倉跡(しょうそうあと)
北新造院跡(きたしんぞういんあと)
(新)出雲国山代郷遺跡群(いずものくにやましろごういせきぐん)
正倉跡(しょうそうあと)
北新造院跡(きたしんぞういんあと)
南新造院跡(みなみしんぞういんあと)
南新造院瓦窯跡(みなみしんぞういんかわらがまあと)
2.指定年月日:昭和55年12月5日
3.所在地:既指定地 松江市大庭町字内屋敷34番地1 外20筆(正倉跡)
松江市矢田町字来留美510番地1 外5筆(北新造院跡)
追加指定地 松江市山代町字内堀138番地1 外19筆
※八雲立つ風土記の丘地内
4.面 積:既指定地15,651.97㎡、追加指定地6,489.48㎡、計22,141.45㎡
5.所有者:島根県ほか
6.年 代:奈良時代
7.概要等:
出雲国山代郷遺跡群は、松江市南東部に所在する奈良時代の公的施設と古代寺院跡で構成さ れている。これらの遺跡は、同時代の『出雲国風土記』(733年)に位置や施設の概要、建立者についての記述がある。
正倉跡は、昭和54・55年の発掘調査で、租税として納められる穀物等を収納するための公的な倉庫(正倉)が、整然と並ぶことが確認された。昭和55年に国史跡に指定され、現在は史跡公園として整備されている。北新造院跡は、山代郷に二つある「新造院」(古代寺院)の1つで、平成8年から18年にかけて行った発掘調査で、寺院跡が良好な状態で保存されていることが明らかになった。奈良時代の文献から建立者の出自が明らかな稀有な遺跡として、平成14年に史跡山代郷正倉跡に追加指定、名称変更され、史跡山代郷遺跡群(正倉跡・北新造院)となった。
今回上記2遺跡に、『出雲国風土記』記載の南新造院跡と、その建立に関連する南新造院瓦窯跡の2遺跡(詳細別紙)を追加し、名称を変更する予定である。
記
1.名称:(旧)出雲国山代郷遺跡群(いずものくにやましろごういせきぐん)
正倉跡(しょうそうあと)
北新造院跡(きたしんぞういんあと)
(新)出雲国山代郷遺跡群(いずものくにやましろごういせきぐん)
正倉跡(しょうそうあと)
北新造院跡(きたしんぞういんあと)
南新造院跡(みなみしんぞういんあと)
南新造院瓦窯跡(みなみしんぞういんかわらがまあと)
2.指定年月日:昭和55年12月5日
3.所在地:既指定地 松江市大庭町字内屋敷34番地1 外20筆(正倉跡)
松江市矢田町字来留美510番地1 外5筆(北新造院跡)
追加指定地 松江市山代町字内堀138番地1 外19筆
※八雲立つ風土記の丘地内
4.面 積:既指定地15,651.97㎡、追加指定地6,489.48㎡、計22,141.45㎡
5.所有者:島根県ほか
6.年 代:奈良時代
7.概要等:
出雲国山代郷遺跡群は、松江市南東部に所在する奈良時代の公的施設と古代寺院跡で構成さ れている。これらの遺跡は、同時代の『出雲国風土記』(733年)に位置や施設の概要、建立者についての記述がある。
正倉跡は、昭和54・55年の発掘調査で、租税として納められる穀物等を収納するための公的な倉庫(正倉)が、整然と並ぶことが確認された。昭和55年に国史跡に指定され、現在は史跡公園として整備されている。北新造院跡は、山代郷に二つある「新造院」(古代寺院)の1つで、平成8年から18年にかけて行った発掘調査で、寺院跡が良好な状態で保存されていることが明らかになった。奈良時代の文献から建立者の出自が明らかな稀有な遺跡として、平成14年に史跡山代郷正倉跡に追加指定、名称変更され、史跡山代郷遺跡群(正倉跡・北新造院)となった。
今回上記2遺跡に、『出雲国風土記』記載の南新造院跡と、その建立に関連する南新造院瓦窯跡の2遺跡(詳細別紙)を追加し、名称を変更する予定である。