| 掲載日 | 令和7年7月23日 |
|---|---|
| 担当 | 埋蔵文化財調査センター 大庭俊次 |
| TEL | 0852-36-8608 |
| FAX | 0852-36-8025 |
| メール | maibun@pref.shimane.lg.jp |
116 旧石器時代の石器製作跡を発見
島根県教育庁埋蔵文化財調査センターでは、国道432号大庭バイパス建設に伴う埋蔵文化財発掘調査を行っています。このたび、団(だん)原(ばら)Ⅱ遺跡において旧石器時代の石器製作跡を発見しましたので、調査成果を公開します。
1今年度の調査と成果
⑴調査箇所松江市大庭町団原Ⅱ遺跡(調査対象面積:500㎡)
⑵調査期間令和7年5月21日~8月下旬(予定)
⑶主な調査成果
①3万年前頃のものと考えられる地層から、ナイフ形石器(突いたり、ものを切る用途で使われた片刃の石器)5点のほか、地元産(松江市南部)の玉髄(ぎょくずい)の破片が約140点出土した。
②出土した石器が接合すること、破片が集中して出土していることから、その場所で石器を製作したと考えられる。
③中国山地から持ち込まれたと考えられる石材(安山岩(あんざんがん))も出土した。
⑷調査の意義
①島根県内で見つかっている旧石器時代の遺跡69カ所のうち、土層との関係から石器の製作年代が特定できたのは3例目、島根県の沿岸地域では初めての発見。
②中国山地の石器石材も見られることから、旧石器人が広域に移動していたと推測される。
2現地説明会の開催
⑴日時令和7年7月26日(土)13:30~15:00(小雨決行)
⑵開催場所松江市大庭町団原Ⅱ遺跡発掘調査現場
⑶当日のお問い合せ080-2887-6998(埋蔵文化財調査センター公用携帯)
⑷その他
①酷暑が予想されます。十分な熱中症対策をお願いします。
②最寄りのバス停は「大庭団原」です。
駐車場は八雲立つ風土記の丘(松江市大庭町456)、駐車場から徒歩10分程度です。
1今年度の調査と成果
⑴調査箇所松江市大庭町団原Ⅱ遺跡(調査対象面積:500㎡)
⑵調査期間令和7年5月21日~8月下旬(予定)
⑶主な調査成果
①3万年前頃のものと考えられる地層から、ナイフ形石器(突いたり、ものを切る用途で使われた片刃の石器)5点のほか、地元産(松江市南部)の玉髄(ぎょくずい)の破片が約140点出土した。
②出土した石器が接合すること、破片が集中して出土していることから、その場所で石器を製作したと考えられる。
③中国山地から持ち込まれたと考えられる石材(安山岩(あんざんがん))も出土した。
⑷調査の意義
①島根県内で見つかっている旧石器時代の遺跡69カ所のうち、土層との関係から石器の製作年代が特定できたのは3例目、島根県の沿岸地域では初めての発見。
②中国山地の石器石材も見られることから、旧石器人が広域に移動していたと推測される。
2現地説明会の開催
⑴日時令和7年7月26日(土)13:30~15:00(小雨決行)
⑵開催場所松江市大庭町団原Ⅱ遺跡発掘調査現場
⑶当日のお問い合せ080-2887-6998(埋蔵文化財調査センター公用携帯)
⑷その他
①酷暑が予想されます。十分な熱中症対策をお願いします。
②最寄りのバス停は「大庭団原」です。
駐車場は八雲立つ風土記の丘(松江市大庭町456)、駐車場から徒歩10分程度です。