1738 【訂正】宍道湖西部浄化センターから新たな肥料が完成しました



※8月29日 企業名を訂正しています。

島根県(宍道湖流域下水道事務所)では、宍道湖西部浄化センター(下水道終末処理場)から発生する下水汚泥を利用した肥料化に向けて、民間事業者3社((株)クボタ、UBE三菱セメント(株)、中部エコテック(株))及び日本下水道事業団と共同※1で、国土交通省が実施している下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト※2)に応募し採択(研究名称「縦型密閉発酵槽による下水汚泥の肥料化技術に関する実証事業」)され、令和5年度より事業に着手し、施設整備や試作肥料の作成等を行って参りました。その後、各種検証による製造工程の確立、成分調査等の結果などから肥料利用にあたり問題無いことが確認出来たことから、農林水産省に対して肥料登録申請を行い、この度(令和7年7月末)、正式に肥料としての登録が完了しました。
 今後は、来年度以降の本格的な運転開始に向けて、作成した肥料についてJAしまねや地元農家の皆様に利活用して頂けるよう各種説明を行うなど、利用・流通拡大に向けて取組んで参ります。