2052　島根原子力発電所２号機の新燃料受取検査における新燃料の転倒に係る現場確認結果について

　本日、中国電力㈱から島根原子力発電所２号機の原子炉建物４階（放射線管理区域内）で実施していた新燃料受取検査において、新燃料（燃料集合体）２体が転倒する事象が発生したことについて連絡があり、県は松江市とともに、下記のとおり現場確認を実施しましたので、お知らせします。
　なお、今回の事象による環境への影響はありません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１．現場確認 日時及び場所
日時：令和７年10月20日(月）　16時50分～19時10分
場所：島根原子力発電所

２．派遣職員
島根県　防災部原子力安全対策課　２名
松江市　防災部原子力安全対策課　２名

３．事象の概要
10月20日9時20分頃、島根原子力発電所２号機の原子炉建物４階（放射線管理区域内）で実施していた新燃料受取検査中、新燃料（燃料集合体）２体が転倒

４．現場確認結果の概要
①現場の確認
・中国電力㈱職員から、事象発生の経緯、対応状況等の説明を受けた。
・新燃料（燃料集合体）２体が転倒した現場の状況を確認した。
②環境等への影響の有無の確認
・発電所の排気筒モニタ及び敷地境界モニタリングポストの値を確認し、平常の値であり、環境へ影響がないことを確認した。
・原子炉建物４階の放射線モニタの指示値異常なしを確認した。
・作業エリアのスミヤ測定を実施し汚染（α線）なしを確認した。
③県の対応
・中国電力㈱に、本事案発生の詳細な原因分析を行うよう口頭で求めた。