2166 ~第66回全国家畜保健衛生業績発表会~ 本県獣医師職員が「農林水産大臣賞(最高賞)」を受賞!


 令和7年9月11~12日に東京都内で開催された「第66回全国家畜保健衛生業績発表会」において、本県の発表が日本一となる「農林水産大臣賞」を受賞しましたので、知事への報告を行います。
 本賞は、家畜保健衛生分野における特に優れた研究成果や実践的な取り組みに授与されるもので、日本の畜産業の発展に貢献する研究として高く評価されました。

■日時   令和7年11月20日(木)10:50~11:10

■場所  島根県庁301会議室

■受賞者(報告者)  畜産課家畜病性鑑定室 鈴木 郁也(いくや)主任研究員(獣医師)

■発表内容
 演題「Salmonella Dublin 近年分離株のサルモネラ用培地での発育性と色素耐性の関連評価」
 概要:近年、牛の生産現場で問題となっているサルモネラ症の検査で、従来の方法では見落
    としてしまう菌の変異を見つけ、新検査手法を提唱。この手法は、牛の健康維持、
    畜産農家の経営安定、安全・安心な牛乳・牛肉の供給に資するものと期待。

■その他
 島根県では、獣医師確保対策の一環として、県内農場や獣医系大学、獣医療機関と連携した研究を強化し、職員がやりがいを持って業務に従事する環境づくりに努めています。