149 竹島関連の史料の取得及び公開について


 島根県は江戸時代初期に当たる17世紀に竹島で漁をしていた村川家に関する「村川家文書」を取得し、公開することとしました。詳細については、下記のとおりです。

                 記

1.村川家文書の取得
  古文書等 69点(取得年月日 令和6年8月22日 絵図、古文書等)

2.公開
  島根県公文書センター収蔵庫で保管。島根県ホームページにて画像及び翻刻※を公開
  公開日:令和8年1月13日
  公開HP:Web竹島問題研究所
  https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/archives/

3.村川家文書
 村川家文書は、江戸時代初期に当たる17世紀に竹島で漁をしていた村川家の文書である。米子の商家村川家は、同じく米子の大谷(おおや)家とともに幕府から特に許可を受けて両家交替で毎年船を出し、当時無人島であった鬱陵島へ渡ってアワビ漁、アシカ猟などを行っていた。竹島は、米子から隠岐経由鬱陵島へ行く途中にあるので、当初から航行の目印、停泊地などとして利用され、後にはこの島でも幕府公認の下で漁猟が行われた。
 今回取得した村川家文書は、鬱陵島・竹島が描かれた絵図、幕閣への干し鮑贈呈の記録、各種の請願、照会に対する返答、 鬱陵島・竹島渡海時期の出来事を記録した文書、その他、明治期に至るまでの家業に関する文書など69点の史料から成る。竹島が古くから専ら日本人の活動の場であったことを示す第一級の史料である。

4.その他
(1)平成30年7月23日取得(公表済)の大谷家文書(551点)を公開
(2)令和7年12月19日取得の絵図2点(竹島之図及び松島之図)を公開


※翻刻…古文書など毛筆による崩し字で書かれた原文を楷書体に置き換え読みやすくすること