113 古墳時代前期の古墳を発見


埋蔵文化財調査センターでは、松江北道路改築事業に伴う発掘調査を行っています。このたび、井上古墳群(松江市下東川津町)において、古墳時代前期の古墳を発見しましたので、調査成果を公開します。

1 今年度の調査と成果
⑴ 調査箇所 松江市下東川津町 井上古墳群(3基で構成。調査対象は2号墳・3号墳)
⑵ 調査面積 1区(古墳を含む):約1,660 ㎡、2区:約1,900 ㎡
⑶ 調査期間 令和8年6月3日~9月下旬(予定)
⑷ 主な調査成果
① 2基とも方墳(四角い形の古墳)で、規模は一辺約10mと考えられる。
② 地山を削り出して墳丘を築いており、3号墳は区画するために溝を掘っている。
③ 築かれた時期は、出土した土器から古墳時代前期(約1,700 年前)と考えられる。
④ 2号墳では埋葬施設を1基確認している(現在調査中)。
⑸ 調査の意義
・ 今回の調査によって古墳の時期と規模、構造について知見を得ることができた。
・ 持田・川津地区には、同時期の古墳が多く分布しているが、古墳はいずれも10m程度の大きさで、約1~2㎞の範囲ごとに造られていることが判明した。古墳時代前期の当地区には同規模の小集団が複数存在していたと考えられる。

2 現地説明会の開催
⑴ 日 時: 令和8年8月22 日(土)10:00~12:00
この時間内は現地に職員が常駐し、随時説明を行います。
※雨天の場合は受付で出土品の説明のみ行います。
⑵ 開催場所:松江市下東川津町 井上古墳群発掘調査現場(別添地図参照)
⑶ 当日のお問合せ:090-8719-8427(埋蔵文化財調査センター公用携帯)
⑷ その他
① 酷暑が予想されます。十分な熱中症対策をお願いします。
② 動きやすい服装、歩きやすい靴でお越しください。
③ 駐車場には台数に限りがありますので、なるべく乗り合わせてお越しください。