2267 11月30日は「人生会議」の日


 11月30日(いい看取り・看取られ)は、厚生労働省が定める「人生会議」(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)の日です。
 島根県高齢者福祉課では、人生会議の普及・啓発を進めるため、11月30日の人生会議の日や、家族などが集まる年末年始に合わせて、様々な媒体で広報します。

1.「人生会議」とは?
 自分の意思を伝えられなくなったときに備えて、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むのか、前もって考え、本人を中心に家族や信頼のおける人などと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
※「人生会議」は厚生労働省が定めたACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称です。

2.なぜ必要?
 命の危険が迫った状態になると、約7割の人が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることが出来なくなると言われています。万が一の事態に備え、自分の望む最期の過ごし方ができるように、日頃から自分の気持ちや価値観を家族などの信頼できる人と共有しておくことが大切です。看取る側にとっても、どうしたらよいのか悩むことが減り、大切な人が希望する医療やケアを一つでも多く叶えるヒントになるはずです。

3.広報概要
・日本海テレビ「しまね家の回覧板ほっと」
 11月28日(金)午後8時54分~
 ※放送日時は変更になる可能性があります
・エフエム山陰CM
 平日1日3本程度放送
・山陰中央新報社(広告)
 11月30日(日)、12月31日(水)発行
・Meta配信(Instagram・Facebookなど)
 12月6日(土)~1月4日(日)

4.その他(主な普及啓発の取組)
・特設ウェブサイト「しまねの人生会議」
 人生会議が必要な理由や人生会議をする際のポイント、県内の講座、役立つツールなどを特設ウェブサイト「しまねの人生会議」で分かりやすく紹介しています。

・マンガ 「“いざ”じゃなく“いま” 想いを伝え合う人生会議」
 人生会議が「いざ」という時ではなく「いま」必要であるということを、マンガ(全6話)で分かりやすく紹介しています。

・アニメ 「“いざ”じゃなく“いま” 想いを伝え合う人生会議」
 人生会議が「いざ」という時ではなく「いま」必要であるということを、アニメ(全6話)で分かりやすく紹介しています。

・イベント等ブース出展
 市町村等と連携し、イベント等のブース出展でマンガやチラシなどの啓発物を配布しています。