2322 とびっくすNo.125(令和7年度秋季ヤマトシジミ資源量調査結果)


[今回の内容]
 島根県水産技術センター内水面浅海部では、毎年春季(6月)と秋季(10月)に宍道湖に生息するヤマトシジミの資源量を推定するための調査を行っています。
 令和7年秋に実施した調査の結果、ヤマトシジミの資源量は約7.3万トン、1,754億個が生息していると推定されました。資源量全体は、令和4年秋季から令和6年春にかけて急減(57%減)し、その後大きな変化なく推移していましたが、本年春季から今季にかけて増加(112%増)しました。
 殻長12 mm以上17 mm未満の小型成貝についても、本年春季の過去最低水準から大きく増加、殻長12mm未満の稚貝も増加しており、中・長期的にも期待が持てる状況です。
(詳細は別添のとおり)